君とともに舞い降りて
《乃唖》
自分はどちらかというと上手くことを運べるタイプだと思う。
でもこんな私は前までかなりの不協和音を生み出していた。
でも今は違う。
不協和音を消してくれた…あいつが
「あー ! 今日乃唖早いね?」
「うん、暇だったから」
「そうなん?てか雅遅くない?いつも一番に来てるのにねぇ?」
「…そうだね」
確かにいつも一番に来てるあいつがいない。
どうした? この胸騒ぎは…
これの胸騒ぎの理由を知るのは10分後だった。