あんたなんて、嫌いだ。
「みくちゃーん!ちょっといいっ?」

かわいく言う女子の大群。


あたしはその香水の匂いにまけて

ついていってしまった。


「あのね、ゆうき君にわたしといてほしいんだ。」


「この手紙...。たのんでもいい?」

「あたしの気持ちってわたしておいてねぇ。」


はい。来ましたね。


毎日昼休み恒例の、

ラブレタータイム。


「うん!わたしておくね。」

としかいえないあたし。
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