先生へ -君に詠む愛の歌-
ようやく入学式も終って教室に戻った。

で、時間割りやら、

いろんなプリントが配られて、

本日はこれにて終了。

「佳央、帰ろうか♪」

「藤里柚那は~??」

まだ顔と名前が一致してないようで

探すように南先生に名前を呼ばれた。

「は、はい!」

「ちょっとこのあと職員室まで」

「?はい。」

思わずキョトンとしてしまう。

「なに?さっそくなんかやらかした?(笑)」

ニヤニヤしながら佳央が言う。

「してないし!(笑)
 どうしよう佳央待っててくれる?」

「いいよ!どうせ帰ってもなにもないし
 お茶して帰ろ♪待ってるから早くね♪」

「うん♪わかった!急いで行ってくる!」

私は足早に職員室に向かった。
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