先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****
【藤里 柚那】
部屋の名前プレートには
先ほどあわてて書かれた
かのような走り書きで
書かれていた。
病室のドアをあけた。
柚那はベットの上で
上半身を起こした状態で
窓の外を見ていた。
そしてゆっくりと
こっちに振り向いた。
私は駆け寄った。
「柚那?!柚那!!
私!わかる??!
佳央だよ?!
ねぇ!柚那ぁー!!」
柚那の手をにぎって
私は泣き崩れてしまった。
柚那からはなんの返事もない。
伊波先生が
あわてて病室に入ってきて
私を支えながら病室を出た。
【藤里 柚那】
部屋の名前プレートには
先ほどあわてて書かれた
かのような走り書きで
書かれていた。
病室のドアをあけた。
柚那はベットの上で
上半身を起こした状態で
窓の外を見ていた。
そしてゆっくりと
こっちに振り向いた。
私は駆け寄った。
「柚那?!柚那!!
私!わかる??!
佳央だよ?!
ねぇ!柚那ぁー!!」
柚那の手をにぎって
私は泣き崩れてしまった。
柚那からはなんの返事もない。
伊波先生が
あわてて病室に入ってきて
私を支えながら病室を出た。