先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

本当は柚那が目が覚めるまで

いたかったのだけど、

柚那のママもいたし

何より私にできることを

しようと思って、

柚那の家に向かった。



柚那の部屋に入る。


何度も泊まりにきていた

柚那の部屋。


1人で入ると

なんだか少し肌寒いよ。


机の引き出しや

衣類の入ってる箱。

他にもいろいろ探した。



そしてベットの枕の横に


日記帳らしきものと


緑色のペンを見つけた。


柚那、ごめんね。

日記読むね。


そう心で言ってから


日記帳を開いてみた。





・・・・・・。




「柚那・・・・。」




私は1人で泣いた。



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