先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

それから柚那と


いろんな話しをした。


やっぱり本質的には


全然変わってなくて


話しもはずんだ。


私達の出会った話しから



ずーっと最近の話しまで



気が付けばお昼の時間に


なっていた。


「あ、そろそろお昼だね。
 ご飯は病院のが出るんでしょ?
 私そろそろ帰るね♪」


昼からはしかたないから


壬生先生に時間をあげよう!


優しいなぁ~私♪


「うん。退院したらご飯食べに
 行こうね?いつも行ってた
 店とか教えて欲しい♪」


「うん♪うん♪
 あ、そうだ。
 話し変わるんだけどさ~」


ニヤってしながら柚那を見た。

「柚那の好きな人、
 先生だったよ?♪」


「え?えぇ?!!///」


驚いた様子でテレてる。


柚那めちゃかわいい・・・♪


「ど、どっちだろう・・///」


「え??」


「入院中に先生って2人きたよ?
 南先生以外だけど・・・」


「あはは♪そりゃ南ちゃんは
 はぶいていいよ(笑)」


「で?直感的にどっちが好き??」


ついニヤニヤして聞いてしまう。


柚那は顔を真っ赤にしていて言った。


「えー//そんなの・・・
 わかんないよぉ・・・///
 イイ声の先生だなぁってのと
 優しい先生だなぁってぐらいで・・・。」


「んーじゃあ外見的にはどっちが好み??」


「外見・・・外見だけなら・・・
 伊波先生・・・かな?
 けど、もうひとりの先生の
 声も好きだし・・・」



ドキン・・・なんか胸が痛い・・・。



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