先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

壬生先生は病院の

受付で何かの紙を

受け取ってから

柚那の病室へ向かった。


病室の前には伊波先生がいた。


「あ、壬生先生。
 また会ったね、田元さん。」


やさしく微笑んでる・・・。


その笑顔私にはかなり効く・・・。


また顔が少し赤くなる。


「柚那は??」


「今は眠ってます。」


「そうか。ちょっといいか?」


壬生先生はそう言って


3人で談話室に移動した。



< 137 / 337 >

この作品をシェア

pagetop