先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

「それで私と伊波先生は
 なんの関係が??」


「病院であけてもらうなら
 本人の承諾書がいります
 からね。きっとそれを
 田元さんに書いて
 欲しいんでしょう。
 そして僕が病院にうまく
 言って、藤里さんが
 眠ってる間にあけて
 もらうようにしたい。
 と、いうことですよね?
 夢見る壬生先生?」




にっこり笑って伊波先生が言った。



「さすが伊波!ご名答だ!
 ちゃんと朝から柚那の家に
 行ってお母さんの許可は
 もらってきたんだ!//」


もう壬生先生は開き直って


興奮状態で話してる


顔真っ赤にして。




柚那の


今の運命が変わるなら・・・



ピアスぐらいで変わるなら・・・



それもいいのかもしれない。




私は柚那の名前で


承諾書にサインをした。


*****佳央視点終了*****
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