先生へ -君に詠む愛の歌-
明るい日の光に


目を覚ました。



夕日がまぶしい。



夕方か・・・。


なんだか不規則に寝る


クセがついてる気がする・・・。


もうすぐ退院できそうなのに


大丈夫かな?


そんなことを考えながら


体を起こした。


「起きたのか?」


病室の入り口のあたりで


声がした。


この声はあの先生だよね。



振り向くとそこには


イイ声の先生が立っていた。



「はい。」


先生はゆっくりと


私のベットの前を通りすぎ


窓のそばまで歩いて行った。


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