先生へ -君に詠む愛の歌-
病院の駐車場に行き


黒いBOXタイプの


車の前で先生が止まった。


「コレだから。」


そう言ってロックを解除して


私を助手席に乗せた。


先生は私の荷物を後ろの席に


乗せると運転席に乗り込んできた。


「せっかくだし・・・
 どっか行くか?」


そう言って先生は私に優しく

微笑んでくれた。

「うれしい♪」

おもわず笑顔になってしまう私。

「どこ行きたい?」


「んーーー」


「海と・」


「ショッピング!♪
 ん?何ですか??」


「いや(笑)
 買い物ね(笑)わかった!」



先生はなぜか笑って車を出した。

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