先生へ -君に詠む愛の歌-
「ごめん!
 長引いちゃって!
 変なやつとか寄って
 こなかったか?!」


「大丈夫です//」


ちょっとテレてしまう。


先生が心配してくれるのが

なんかうれしい・・・。


「じゃあ行こうか。
 そろそろ帰るか、
 お母さん早く帰ってくる
 って言ってたしな。」


「そうですね・・・。」


もう少し一緒にいたいけれど


まだ先生のことよく知らないし


甘え方もわからないや・・・。


「ん?どうした??」


「いえ。」


「じゃあちょっと事前精算
 してくるから車乗ってて。」


そういって私に車のキーを


渡してきた。


なんかこれもまた・・・


すっごくテレるんですけど///


先生に顔を見られないように


逃げるように車に向かった。
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