先生へ -君に詠む愛の歌-
保健室から出て
正門から出ようとした時
後ろから声をかけられた。
「藤里さん。」
振り返るとそこには
3年生であろう女生徒が
立っていた。
「少し話しがあるんだけど、
駅まで一緒に歩いていいかな?」
「え・・・あ、はぃ・・・。
あの私・・」
「記憶がないんだよね?
知ってる。
だから話しておきたい
ことがあるの・・。」
そう言われて2人で駅までの道を
歩きだした。
「あのね、私・・・
1年の時から
久世君のことが好きだったの。
そして2年になる前に
告白したの。
そしたら振られちゃってさ。
彼言ったのよ。
体育祭のときに
ある子をかばって
左腕をケガをしたんだって。
それでその子が
すごく責任感じちゃって
責任取りたいって言って
自分のまわりの世話を焼いてくる
んだって。
で、その子が
久世君のそばにずっといるって
宣言したって。
だから僕もその子だけを
見つめていこうって思ってるって。
誰のことかわかるわよね?」
私の中で
点と点が
線でつながっていく・・・。
正門から出ようとした時
後ろから声をかけられた。
「藤里さん。」
振り返るとそこには
3年生であろう女生徒が
立っていた。
「少し話しがあるんだけど、
駅まで一緒に歩いていいかな?」
「え・・・あ、はぃ・・・。
あの私・・」
「記憶がないんだよね?
知ってる。
だから話しておきたい
ことがあるの・・。」
そう言われて2人で駅までの道を
歩きだした。
「あのね、私・・・
1年の時から
久世君のことが好きだったの。
そして2年になる前に
告白したの。
そしたら振られちゃってさ。
彼言ったのよ。
体育祭のときに
ある子をかばって
左腕をケガをしたんだって。
それでその子が
すごく責任感じちゃって
責任取りたいって言って
自分のまわりの世話を焼いてくる
んだって。
で、その子が
久世君のそばにずっといるって
宣言したって。
だから僕もその子だけを
見つめていこうって思ってるって。
誰のことかわかるわよね?」
私の中で
点と点が
線でつながっていく・・・。