先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****
私は柚那を壬生先生に
預けて保健室に急いだ。
ちょっとどんな顔して
伊波先生に会おうかって
思ったけれど・・・。
コンコン。
「失礼します。」
保健室のドアをあけて
中に入った。
いつも通りの優しい笑顔を
伊波先生は私に向けてきた。
「あぁ、田元さん。
リストありましたよ。」
「ありがとうございます!
見せて下さい。」
伊波先生は引き出しの中から
リストを出してきた。
二人でソファに向いあって座る。
リストを手にしたまま
いつもの優しい伊波先生ではなく
真面目な顔をして話しを始めた。
「リストは個人情報だから
見せられないんだ。」
「・・・どうしても
ダメですか??」
「・・・・。
田元さん。
このリストを見せることは
誰のためになる?」
「・・・柚那です。
柚那のためになります。」
「これを見せたことがバレれば
僕の責任になるんだ。」
「先生に迷惑かからないように
しますから!だから・・」
私は必死に伊波先生にお願いした。
私は柚那を壬生先生に
預けて保健室に急いだ。
ちょっとどんな顔して
伊波先生に会おうかって
思ったけれど・・・。
コンコン。
「失礼します。」
保健室のドアをあけて
中に入った。
いつも通りの優しい笑顔を
伊波先生は私に向けてきた。
「あぁ、田元さん。
リストありましたよ。」
「ありがとうございます!
見せて下さい。」
伊波先生は引き出しの中から
リストを出してきた。
二人でソファに向いあって座る。
リストを手にしたまま
いつもの優しい伊波先生ではなく
真面目な顔をして話しを始めた。
「リストは個人情報だから
見せられないんだ。」
「・・・どうしても
ダメですか??」
「・・・・。
田元さん。
このリストを見せることは
誰のためになる?」
「・・・柚那です。
柚那のためになります。」
「これを見せたことがバレれば
僕の責任になるんだ。」
「先生に迷惑かからないように
しますから!だから・・」
私は必死に伊波先生にお願いした。