先生へ -君に詠む愛の歌-
*****壬生先生視点*****

「壬生先生。」


フイに声をかけられた。


「ん?えーと3年の・・・」


「話ししたいことが
 あるんだけど・・・」


「なに?」


「人がいないとこの方が・・・」


「じゃあ、視聴覚室に
 行っといてくれる。
 すぐ行くから。」


「うん、わかった。」


職員室に書類を置いて

視聴覚室へ向かう。



どうせ告白だろう・・・


はぁ・・・


俺には柚那以外には


いらないんだよ・・・





重い体を引きずって


視聴覚室へ向かった。

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