先生へ -君に詠む愛の歌-
前の席に戻った吉岡先輩が

再び話出す。

「久世のためにもう一度
 要所だけ話すぞ。
 まずはこの中から立候補で
 募集する。
 なるべく会長、副会長、会計は
 2年より選出したい。
 書記は議事録をつけるだけなんで
 1年でもいい。
 わかった?久世。」

「はぁ~いアナタ♪」

手を高らかに上げて返事をする久世先輩。

二人の掛け合いを見るたびに

会議室は笑いに包まれる。


いい雰囲気だな。


ちょっと生徒会の仕事やってみたいかも。

そんな気持ちも芽生えていた。

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