先生へ -君に詠む愛の歌-
*****久世先輩視点*****


「なんなんっすか?(笑)
 急に怖い顔して(笑)」



「・・・。
 久世、俺はお前が好きだ。」


「え?なんの冗談っすか?(笑)」


「生徒会でただマジメに
 話しを進める事だけを
 考えていた俺に雰囲気作りや
 団結力、他にもいろいろ
 教えてもらった。
 お前の明るさに何度も助けられた。」


「やだなぁ~あらたまって(笑)」


吉岡先輩はそのままマジメな顔で話す。


「久世。
 好きな気持ちを相手に伝えるのは
 かまわない。だが卑怯なマネだけは
 するな。男として過去を振り返って
 自分が情けなくなるようなことだけは
 するな。」


「・・・・・。」


「じゃあそろそろ帰るよ。
 俺は、久世を大事な後輩だと
 思ってる。
 見損なうようなことだけは
 しないでくれ。」



吉岡先輩は店を出て行った。




*****久世先輩視点終了*****

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