先生へ -君に詠む愛の歌-
パーティーは壬生先生の家で


やることに決まった。


壬生先生が私の家に


迎えにきてから


佳央を迎えに行って、


それから買い物をして


伊波先生は後から直接


壬生先生の家にくる


ことになった。


私と佳央はもうイブが


くるのが待ち遠しくて


しかたなかった。


毎日のように佳央と会って


どんな料理を作るかとか


プレゼントどうしようとか


そんな話しばかりしていた。


佳央は伊波先生に


好きな人いること


ウワサになってるぐらいだから


知ってるよね・・・。


そんなことも頭によぎったけれど


今は幸せそうな佳央を見ていると


何も言えなかった。

< 217 / 337 >

この作品をシェア

pagetop