先生へ -君に詠む愛の歌-
「そういえば先生って
 甘いもの大丈夫なの?」

「臣って呼んで♪」


「・・・//」

「会話が進まないでしょ!
 柚那で遊んでないで
 答える!(笑)」

「甘いすぎなければ
 好きかな~
 そんときの気分も
 あるんだけどね~
 基本的には大丈夫かな~」


「あんことかがダメ?」


「んーあんこでも
 上品な甘さな
 やつとかは大丈夫だし~
 疲れてると
 むしろ食べたくなるぐらい」


「贅沢なやつめ(笑)
 ところで臣君っちって
 オーブンあるの??」


「お?あるよ。」


「じゃあ材料買ったら
 ケーキ作れるね佳央♪」


「だね♪けど、ちょっと
 機具も買わないとね~
 まさかゴムベラとか
 まではないっしょ(笑)」


「ないな(笑)」


「あったらヤだよ(笑)
 先に材料買っちゃおう柚那♪」


「何ケーキにしよっか~?」


「チョコとかは??」


「俺は生クリームが
 好きだなぁ~♪」


「僕も生クリームが
 好きです。」


「だよなぁ~伊波。」


「えぇ、壬生先生。」


「「え?!」」


いつの間にやら後ろに

伊波先生がいた。


濃いジーンスに白いハイネックセーター

ダークグレーのジャケットを着ていて

すごくかっこよかった。


佳央は一気に顔を赤らめていた。

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