先生へ -君に詠む愛の歌-
「柚那!
 これ私から♪」


そう言って

佳央が私に

2つ包みを渡してきた。


「2つとも?」


「2つとも♪」


1つの包みをあけてみた。

そこには2つの変わった

カタチのマグカップが

赤と黒と1個ずつ入っていた。


二つ並べると・・・


ハート型になった//


「飲みにくそうだな(笑)」

壬生先生が言った。

「うるさいよ!なんでそう
 冷めたこと言うかなぁ~(笑)」


「女心がわかってないね(笑)」


「コウに言われたくはない(笑)
 柚那、それココに置いていけよ。
 一緒にラブラブで使おうぜぃ?」


「え?///」


「そうしなよぉ~柚那♪」


「そのほうがいいね。」



伊波先生まで・・・



結局、壬生先生宅専用の

マグカップになってしまった。


もうひとつの包みに

手をかけた。


「それはオマケなんだけどね(笑)」


佳央がそう言った。


・・・・・。



これは・・・。

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