先生へ -君に詠む愛の歌-
「あ、そうだ佳央!
 今日ちょっと帰りに
 職員室に付いてきてくれない?」

「ん?いいよ?どうしたの??」

「体育祭で決めないとダメなことが
 あるんだけど~
 みんなあんまり発言とか
 しないでしょ?
 だからアンケート作って
 書いてもらうの。
 そしたら文字だから結構
 みんな書いてくれるんだよね~
 で、アンケート作ってきたから
 コピーしたいのよ♪」

「中学校の時の経験上?」

「そそ♪効率悪いことはキライなのよ私♪」

「さすが優等生肌の柚那!(笑)」

「うるさいよ(笑)」


放課後、佳央と一緒に職員室に向かった。

あ・・・


【試験2週間前につき生徒入室制限】


「2週間前って・・・ちょっと早くない?」

「まぁ学校によってだろうけど・・・」

「あ、生徒会室ならコピー機ありそう!」

「さすが柚那!ってか、
 最初から生徒会室のでいいんじゃ・・・」

「う///」

「私、効率の悪いことはキライなの♪」

佳央が腕組みして

私のマネしながら言った。

「佳央ーーー!(笑)」


その勢いで生徒会室に向かった。





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