先生へ -君に詠む愛の歌-
コンコン。
生徒会室をノックした。
「どーぞー」
あ、壬生先生だ。
「失礼します。」
「あぁ、柚那か。
どうした??」
すっかり
『柚那』
で定着しちゃってる。
「体育祭ので学級に配る
アンケートをコピーさせて
欲しいんですけど・・・。」
「あぁ。そこのコピー機
自由に使っていいよ。
生徒会員の特権だ!」
微笑みながら言ってくれた。
「あ、友達も入っても
大丈夫ですか??
手伝ってもらおうと
思って・・・。」
「あぁ。大丈夫だよ。」
「失礼しまーす。」
佳央が後ろから挨拶して
ついてくる。
「たしかにイイ声だね
オジサンだけど(笑)」
コピーを取り始める私に
耳打ちする。
「えー
何歳に見える?!」
ひそひそと私たちは会話する。
壬生先生は何かの書類を書いている。
「35、6?ぐらい?」
「んー
やっぱりそのぐらいに見える?」
「俺がイイ男だって?」
えっ?!
「い、いえ!」
あ・・・。
とっさに否定してしまった・・・。
生徒会室をノックした。
「どーぞー」
あ、壬生先生だ。
「失礼します。」
「あぁ、柚那か。
どうした??」
すっかり
『柚那』
で定着しちゃってる。
「体育祭ので学級に配る
アンケートをコピーさせて
欲しいんですけど・・・。」
「あぁ。そこのコピー機
自由に使っていいよ。
生徒会員の特権だ!」
微笑みながら言ってくれた。
「あ、友達も入っても
大丈夫ですか??
手伝ってもらおうと
思って・・・。」
「あぁ。大丈夫だよ。」
「失礼しまーす。」
佳央が後ろから挨拶して
ついてくる。
「たしかにイイ声だね
オジサンだけど(笑)」
コピーを取り始める私に
耳打ちする。
「えー
何歳に見える?!」
ひそひそと私たちは会話する。
壬生先生は何かの書類を書いている。
「35、6?ぐらい?」
「んー
やっぱりそのぐらいに見える?」
「俺がイイ男だって?」
えっ?!
「い、いえ!」
あ・・・。
とっさに否定してしまった・・・。