先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

風邪薬と迷ったけど

栄養ドリンクも買って

伊波先生の家に戻った。


そういえばカギかけて

なかった・・・

ドアのぶに手をかけると

すんなりドアが開いた。


伊波先生はまだ

眠ってる。

私は伊波先生のベットの

すぐ横に座った。


キレイな寝顔だなぁ・・・

女装とかしても

キレイだろうなぁ・・・



・・・・。



「私もあなたが好きです。
 ・・・つりあうなんて
 思っていないけど。」


小さな声でつぶやいてみる。


「・・・本当に
 僕でいいの?」


え?!!//


伊波先生がそっと目をあけた。

真っ赤になってうつむいてしまった。

伊波先生は横になったまま

顔だけこっちに向けた。


「僕はこういう性格だから
 誰にでも優しくするし
 自分で言うのもヘンだけど
 相当モテるよ?それでも
 僕でいいの??」


「はい・・・///
 伊波先生が私を好きで
 いてくれる間は
 私からは離れていきません。」


「約束してくれる?
 ずっと僕のそばにいるって。」


「約束します//」


「うん、ありがとう。」


そう言って私の手をとって

指輪を見た。

もうそれだけで相当恥ずかしい・・・。


「よく似合ってるよ。」


「あ、ありがとうございます//」


「ゆっくりでいいから
 敬語やめてね?」


少し先生は笑ってた。

「はい・・・//」


「あ、そうだ。
 壬生先生にお礼しなきゃね。
 君1人をここに戻してくれた
 お礼をね。
 柚那ちゃんにメールして
 くれないかな?
 今日は





 壬生先生の誕生日だって。






 元旦に生まれるなんて
 ほんとめでたいよね(笑)」



それを聞いて思わず笑った。


2人で笑った・・・。


*****佳央視点終了*****
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