先生へ -君に詠む愛の歌-
正門の近くの
桜が少しだけ咲き始めた。
もう卒業の時期。
久世先輩たちが
卒業していく。
卒業式の日
卒業生代表として
久世先輩は
壇上に立って挨拶をした。
あのことがあってから
久世先輩とは
話していない。
廊下なんかで見かけることは
あったけれど・・・。
最後に何か言ったほうが
いいのかなって思って
無意識に探していた。
校庭で同級生や後輩たちに
囲まれてる久世先輩を
みつけた。
動けずに校庭のほぼ
端と端ぐらいの距離のまま
立ち尽くしていた。
すると
先輩と目があった。
先輩はニッコリ笑って
大きく手を振ってくれた。
私は先輩に向かって
深々とおじきをして
ニッコリ笑ってその場を
あとにした。
何かがなくなったように
少し気持ちが軽くなっていた。
それから私の中で少しずつ
変化があらわれ始めた。
桜が少しだけ咲き始めた。
もう卒業の時期。
久世先輩たちが
卒業していく。
卒業式の日
卒業生代表として
久世先輩は
壇上に立って挨拶をした。
あのことがあってから
久世先輩とは
話していない。
廊下なんかで見かけることは
あったけれど・・・。
最後に何か言ったほうが
いいのかなって思って
無意識に探していた。
校庭で同級生や後輩たちに
囲まれてる久世先輩を
みつけた。
動けずに校庭のほぼ
端と端ぐらいの距離のまま
立ち尽くしていた。
すると
先輩と目があった。
先輩はニッコリ笑って
大きく手を振ってくれた。
私は先輩に向かって
深々とおじきをして
ニッコリ笑ってその場を
あとにした。
何かがなくなったように
少し気持ちが軽くなっていた。
それから私の中で少しずつ
変化があらわれ始めた。