先生へ -君に詠む愛の歌-
「おまたせ!」

先生たちに声をかけた。


2人とも私たちを見たまま

固まっている。


「どうしたの??」


佳央が伊波先生に聞いた。


すると伊波先生は

壬生先生の顔を見た。


壬生先生も伊波先生の

顔を見た。


「「着てなさい!!」」


先生たちは声をそろえて


私たちにTシャツを

差し出してきた。


< 278 / 337 >

この作品をシェア

pagetop