先生へ -君に詠む愛の歌-
言われるままに

Tシャツを着た。


浮き輪もすでに

膨らんでいた。


「泳ぎに行こう♪」


「だね♪」


「光輝たちも行こう♪」


佳央もすっかり

敬語じゃなくなってる

あたりが2人の愛が

順調なのを物語ってた。


「先に2人でいってて。」


伊波先生がニッコリ

ほほえんだ。


きっと壬生先生に

話しをしてくれるんだ。


「じゃあ先にいってます♪
 佳央行こう♪」


浮き輪を持って

佳央と向かった。



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