先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

「光輝、どうしたの??」


ビックリしながらも

車にかけよった。


「迎えにきたんだ。」


「え?」


「柚那ちゃんの進路も
 変わったことだし
 佳央も変えてみない?」


そう言って光輝が

私の右手をとって

前にもらった指輪を

はずして

ダイヤの指輪を・・・


一瞬の出来事に

パニックになる


「え?!えぇ?!」


光輝はニッコリ微笑んで


「給料3ヶ月分。」


って言った。





私は光輝の腕の中で


初めてうれしい涙で


泣いた・・・

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