先生へ -君に詠む愛の歌-
「柚那はこの玉入れで終わり?」


私と佳央は適当に玉を投げながら話す。


「うん!でもこのあとずっと
 生徒会議室で得点係だよぉ~
 思った以上に大変そうなんだぁ」


「そっかぁ~
 最近ぜんぜんゆっくり
 柚那と話せてない気がするぅ~」


「だよねぇ~私も佳央と
 しゃべりたーい!!」


「んじゃあさ!明日から連休だし
 明日から泊まりにきなよ♪」


「わぁ♪佳央んちお泊り久しぶり♪
 高校になってからぜんぜん
 行ってなかったもんね!行く行く♪」


「じゃあ決まりね♪明日起きたら
 適当に連絡してよ♪」


「私は昼まで寝てるから午後だよ?(笑)」


「いまさら・・・知ってるよ!(笑)」


「さて、そろそろ本気で玉入れますか♪」


パーン!

『投げるのを止めてその場に座って下さい。』


「「終わったし!!(笑)」」


みごとにハモってしまった。

やっぱり佳央と話すと楽しい。

このノリが心地いい。



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