先生へ -君に詠む愛の歌-
*****佳央視点*****

「光輝大丈夫??」


「あぁ。大丈夫。」


いつになく真剣な顔で


2人で玄関の前に立った。


「入るよ??」


「うん。」


玄関を開けて中に入った。


「ただいまー!」


「おかえり~♪
 パパも帰ってるわよ♪」


ママがうれしそうに

出てきた。


「初めまして伊波と
 申します。」


光輝が頭を下げた。


「あら!佳央ってば
 私に似てメンクイ
 だったのねぇ~♪
 どうぞどうぞあがって♪」


リビングに行くと

パパがソファに

座っていた。


「佳央~~♪」


パパが私を見つけると

うれしそうに

抱きついてきた。


「ちょ、
 ちょっとパパ!
 離してよぉ~!」


「ん?君は誰?」


「伊波光輝と申します。
 佳央さんと
 お付き合いさせて
 いただいてます。」


「・・・・・。」


「パパ?」


「まぁまぁ座って下さい♪」


ママがお茶を持って

リビングへやってきた。
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