先生へ -君に詠む愛の歌-
「あ、佳央~♪」

伊波先生の車で

佳央がうちに

迎えにきてくれた。


「おまたせ~♪」


佳央が助手席の窓を

あけて言った。


すると伊波先生が

パッっと運転席から

出てきた。


するといきなり

貴臣さんも

伊波先生の方に

向かっていって

車の前で・・・



抱きしめあった?!



私も佳央もビックリ

して声も出ない。



「俺たちがんばったな!」



「はい!がんばりました!!」




私と佳央は

顔を見合わせて笑った。



冷静に振舞ってたけど

すごく緊張してたんだよね。



とてもうれしかったよ。



ありがとう貴臣さん・・・
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