先生へ -君に詠む愛の歌-
生徒会議室で
壬生先生と私は
ぼーっと閉会式を
見つめる。
書記の先輩はどうも
得点板が落ち着いてる
のを見抜かれて
他の手伝いさせられてるみたい。
上からみるとよくわかる。
「なぁ?」
外を見たまま壬生先生が
話しかけてきた。
「はい?」
「どうして柚那は
先生にちゃんと敬語なんだ?」
「え??」
「いや、ほとんど他の生徒なんて
先生にはタメ口だからさ。
柚那は自然と最初から
敬語だったなぁ・・・って。」
「たぶん佳央もそうですよ。」
「佳央ってこの前の??」
「そうです田元佳央。
中学校からの親友です。」
「柚那の中学校では
敬語を指導してたの??」
「・・・・塾です。」
「最近の塾はそんなことまで
教えてるのか~
あなどれないなぁ~」
「違いますよ。
きっと・・」
バーン!!
勢いよく会議室のドアが開く。
「柚那ちゃ~ん♪お疲れぇ~♪
美輪先生に何もされてないか~?」
上機嫌な久世先輩登場。
「誰が美輪だ。」
もう怒る元気すらない先生が
答える。
「そういえば、髪が夕日で
反射して金髪に見えますよ。」
なんて便乗してみた。
「なっ?!柚那まで?!!」
久世先輩は爆笑してる。
気がつけば私も一緒に笑ってた。
体育祭も無事終了。
高校で初めての仕事。
とっても充実してて
楽しかった♪
壬生先生と私は
ぼーっと閉会式を
見つめる。
書記の先輩はどうも
得点板が落ち着いてる
のを見抜かれて
他の手伝いさせられてるみたい。
上からみるとよくわかる。
「なぁ?」
外を見たまま壬生先生が
話しかけてきた。
「はい?」
「どうして柚那は
先生にちゃんと敬語なんだ?」
「え??」
「いや、ほとんど他の生徒なんて
先生にはタメ口だからさ。
柚那は自然と最初から
敬語だったなぁ・・・って。」
「たぶん佳央もそうですよ。」
「佳央ってこの前の??」
「そうです田元佳央。
中学校からの親友です。」
「柚那の中学校では
敬語を指導してたの??」
「・・・・塾です。」
「最近の塾はそんなことまで
教えてるのか~
あなどれないなぁ~」
「違いますよ。
きっと・・」
バーン!!
勢いよく会議室のドアが開く。
「柚那ちゃ~ん♪お疲れぇ~♪
美輪先生に何もされてないか~?」
上機嫌な久世先輩登場。
「誰が美輪だ。」
もう怒る元気すらない先生が
答える。
「そういえば、髪が夕日で
反射して金髪に見えますよ。」
なんて便乗してみた。
「なっ?!柚那まで?!!」
久世先輩は爆笑してる。
気がつけば私も一緒に笑ってた。
体育祭も無事終了。
高校で初めての仕事。
とっても充実してて
楽しかった♪