先生へ -君に詠む愛の歌-
「ごめんね。
明日学校なのに。」
「それは柚那も
一緒でしょ(笑)」
どうしたの??
二人で子供用の
乗り物に腰かける。
私がパンダで
佳央がウサギ。
横向いて座ると
ちょうどいいぐらいの
距離で話しができる。
「さっきさ・・・。
壬生先生と話ししてたんだ。」
「うん。」
「そしたら先生が・・・
何が柚那の心を
とらえてるんだろな
って・・・。」
「・・・なかなか
するどい・・・な。」
「ね・・・」
元気なく笑う。
「今、柚那に必要なのは
時間だけ。
ちゃんと前向いて
進んでるよ?
私が保証する。」
私の手を取って
真剣に言ってくれる佳央。
「うん・・・。
ありがとう。」
私たちはしばらくそのまま
動かなかった・・・。
明日学校なのに。」
「それは柚那も
一緒でしょ(笑)」
どうしたの??
二人で子供用の
乗り物に腰かける。
私がパンダで
佳央がウサギ。
横向いて座ると
ちょうどいいぐらいの
距離で話しができる。
「さっきさ・・・。
壬生先生と話ししてたんだ。」
「うん。」
「そしたら先生が・・・
何が柚那の心を
とらえてるんだろな
って・・・。」
「・・・なかなか
するどい・・・な。」
「ね・・・」
元気なく笑う。
「今、柚那に必要なのは
時間だけ。
ちゃんと前向いて
進んでるよ?
私が保証する。」
私の手を取って
真剣に言ってくれる佳央。
「うん・・・。
ありがとう。」
私たちはしばらくそのまま
動かなかった・・・。