先生へ -君に詠む愛の歌-
接点

選択授業

今日から

選択授業が始まる。

音楽を選択してる生徒が

音楽室へ移動していった。

席が空いたから

佳央の横に移動した。

「ねぇ、先生って誰だろね?」

佳央がうれしそうに聞いてくる。

「南ちゃんが
 壬生先生と三崎先生の
 どっちかだって言ってたよ?」

「えー?!そうなの??
 いつ言ってた??」

「前に職員室に
 日誌持って行った時に
 選択の話しになって流れで?」

「そっかぁ~
 三崎先生ってたしか
 あの優しそうな感じの
 50代前半ぐらいの女の
 先生でしょ?」

「だね。壬生先生はイイ声だし、
 どっちでもいいや。」

「壬生先生の声だと私寝そう(笑)」

「たしかにそうだね(笑)」


そんな話しをしていたら

チャイムが鳴った。


なんか・・・


ちょっと・・・


緊張する・・・な・・・。
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