先生へ -君に詠む愛の歌-
「あー・・・
 うん!なんとかするね!」

とりあえずその場を

乗り切ることにした。

パパのこと話しても

気まずくなるのも

イヤだし。

佳央もわかってるって様子で

何も言わずに話しを聞いてた。


「じゃあスーツ作るの
 大変だと思うけど
 よろしくね!
 楽しみにしてるよ♪」


「うん!藤里さんも
 がんばってね!」


「じゃあまたね柚那!
 がんばってね♪」


「佳央もがんば♪」


バイバイってお互いに

手を振って、長谷川さんと

佳央は生徒会室を後にした。
 
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