先生へ －君に詠む愛の歌－

「ありがとうございました。
　準備室かして頂いて。」

ニッコリ微笑んで

壬生先生に言った。

「あぁ。それより
　柚那のクラスって
　何するの？？」

「・・・議事録・・・。」


冷めた目で先生を見る。


あ・・・。って顔で

先生は言った。


「いや、その・・・
　最近忙しくて
　議事録まで手が・・・
　ごめん・・・。」

シュンとする先生。


「いいですよ（笑）
　忙しそうですもんね先生。
　うちはスーツメガネカフェを
　やるんですよ。」

「スーツメガネカフェ？？」


「んーメイドカフェだと
　メイドがいるけど
　それがスーツとメガネを
　かけた人がいるって感じ？？
　私も実はよく分かってなくて。
　けど、お客さんとも
　話ししないといけないみたいだし。
　んーなんだろ？」


「まぁ・・・なんとなく
　想像はつく・・・な。」


ん？？なんか怒ってる？？