先生へ -君に詠む愛の歌-
今日は早く帰りたかったけど

どうしても片付けときたい

書類が残っていて

生徒会室に行くことにした。


生徒会室には

珍しく吉岡先輩と久世先輩がいた。


「あ、お久しぶりです吉岡先輩!」


吉岡先輩の軽く会釈をした。


「おぉ!柚那か~久しぶり!」


「俺は眼中にないのかよぉ~~」


久世先輩が話しに入ってくる。


「ん?何その荷物。」


吉岡先輩が私の


誕生日プレゼントがいくつか


入った袋を見て言った。


「あ、これは・・・」


「あ!!もしかして
 柚那ちゃん今日誕生日?!!」


プレゼントを見て

久世先輩がテンション高めで叫んだ。


「はぃ///」


あらためて言われるとなんか


テレるな・・・


「マジで?!!
 大変だ!!!
 ちょっと待ってて
 柚那ちゃん!!」


そう言い残して

久世先輩は大慌てで


生徒会室を出て行った。
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