禁断レンアイ
「娑夜?どうかした?」

「あ・・ううん。何でもないよ。」

「そう?ならいいけど。あっ!そういえばきいたよ~。猶斗といっしょに出るんだって?」

「え・・・う、うん」

「猶斗の事よろしくね♪」

「・・・・」


「あ!猶斗だ!」

『猶斗』という名前を聞くだけで、ドキドキする・・。

「終わったか?学活。」

「うん!」

先輩は、寧々の返事を聞き終わると、私の所に来て

「娑夜チャン。明日一緒に頑張ろうな★」

と、言って大きな手で私の頭をなでた。先輩が触れた所の熱が上がる。

私は、先輩が好き・・・。
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