禁断レンアイ

「おぉ～。かわいいじゃん！俺、汰琥（たく）よろしくね娑夜チャン☆」
先輩の友達の汰琥さんは先輩より少し背が低い。低いと言っても170は軽く超えている｡
こうやって見ると改めて先輩の体格のよさを思い知らされる。

「口説くなよ。」

「わりぃ、わりぃ。じゃあな猶斗。」

「おう。」

私は何となく先輩を見つめてみた。
それに気付いた先輩は

「ど－した？」
ときいてきた。

「・・なんか以外です・・先輩がきちんと受けてるなんて・・」

「あぁ？いつもさぼってるからか？」

「・・・まぁ・・・」

「ふ―ん。それもそうだ。・・・じゃあ行くか」


「えっ！？」

先輩は私の手を引いて駆け出した。