禁断レンアイ
うわっ―。男の人の家、初めて入った。先輩の匂い♪
「そのへん座ってて。」
「あ、はい」
先輩の家は想像していた通りだった。
べッドの上の雑誌、黒をメインとした色の部屋。正直言うと自分の部屋より綺麗だったらどうしようと思っていたので安心した。
「飲み物、コ―ヒ―でいい?」
先輩はキッチンから私に問い掛けた。
「あ、はい」
「はい。どうぞ」
ソファ―に腰をおろした私にコ―ヒ―を差し出すと、隣に腰をおろした
「先輩って一人暮らしなんですね。」
なんか急に緊張してきた。
「・・クスクス。大丈夫だよ。襲ったりしないから。」
その後、本当に何にも無くて嬉しいような悲しいような思いが私の中で交差した。