きみといっしょに
わたしの目が腫れてること…。
昨日泣きすぎたのが分かるこの目。
「何があったの?何かされた?」
「ち、違うっ。わたしが……」
わたしが怒鳴っちゃったから…。
いつも優しくしてくれた千鶴ちゃんに…。
わたしが悪いの…。
「あー、また泣くと目すんごいことになるよ?」
「だってぇ……」
高野くんが優しく頭を撫でてくれる。
風が吹いて結んでないわたしの髪がなびいた。
「嘘、それ以上かわいい姿みせられると抱き締めたくなるから、泣かないで?」
へ?
「ぅん??」
そ、それは…どういう…。