きみといっしょに
「ち、違うよっ付き合ってないし…!
嘘の噂だからっ」
歩花ちゃんはわたしの机に座って
短いスカートで足を組んでるから長い足がちょっといやらしい…。
っそれにクラスの男の子がチラチラ見てるし…!
「え?嘘なの?なーんだ。
じゃあ実は千鶴が結弦のことを女として愛してて
高野に嫉妬して略奪愛を狙ってるっていうのも嘘なんだー」
な、なにそれ!?
歩花ちゃんが詰まらなさそうにすごいことを言ったから
教室にいた人たちはその言葉を聞いて、コソコソなにかを話し出す。
「おい、お前はなに人の嘘話をペラペラしゃべってんだ」
あ、後ろから聞こえるこの声は…