I believe you☆
帰りを待っていると空と唯が話をしていた。
「あの、PKは俺に感謝しろよ!!」
「分かってるって。
なんか、奢ってやるから!!」
感謝って何??
唯があたしの肩に手をおいた。
「ちょっと。
俺の鈴蘭に触んなよ!!」
空が俺のって言ってくれたよ。
「PKの時
空に、"唯が蹴ろ"ってボールを渡してきたんだけど・・・
"右のポストに当てろ"って言ってきたし!!」
だから、唯は右のポストに当てたんだ。
「まぢ、信じられないよね。
俺のシュート率下がるし!!
まぁ。俺のおかげで3点目がとれたからさっ。」
唯の自慢げな顔になった。