I believe you☆
「この辺りを散歩しない??」
空が着ている服を脱ぎ、あたしの肩にかけてくれた。
「よしっ、じゃあ行こう。
ほらっ手!!」
空が手をさしのべてくれた。
この言葉が嬉しすぎる。
あたしは言葉のお返しに笑顔手を握る。
少し歩くと、川が隣あわせ。
辺りは静かで川の流れる音しかしない。
冬の外。
太陽の光が、あたしと空を包み込む。
空が立ち止まる。
「あっ。誕生日おめでとう。」
思い立ったかのように言った。
あたしにラッピングされた小さい箱を
くれた。