I believe you☆


「風恩寺グループの本拠地をニューヨークにもつくることにした。
ニューヨークにいる友達にも伝えてある。
将来鈴蘭に風恩寺グループを任せる。
そこで、2年間ニューヨークに行ってたくさんのことを
学んできてほしい。
良い見当を待っているから。」

パパの言っている意味が分からない。
あたしは、高校生でまだまだ未熟。

ニューヨークに行くなんて信じられなかった。

「今は答えが出せない。
ごめん。考えさせて!!」

ご飯もろくに食べず自分の部屋に戻る。
ピアノの曲がはいっているCD流す。

ベッドに横たわり目を閉じた。
真っ先に頭にか浮かんできたのは空だった。

あたしがニューヨークに行ったら
空に会えなくなってしまう。

蓮香に唯に・・・
クラスメートにも。

空とやっと心が通じ会えたのに!!

あたしの進むべき道はどこにあるか分からないよ・・・
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