I believe you☆


「じゃあ、行ってきます。」

すぐに車で行ってしまった。

「おじょう様。
おかえりなさいませ。」

朝倉はむこうでもあたしのお世話をしていたため
久しぶりではない。

「ただいま。
もう、帰ってきてたんだ。」

言葉を残してあたしの部屋に向かった。

蓮香と空と唯はあたしがいなかった2年間の
学校生活の話をしてくれた。

あたしは、ニューヨークの出来事を話した。

夜までずっと盛り上がった。

ご飯を食べてお風呂に入った後も
今度は部活の話
蓮香と唯の話。

話しがつきることはなかった。

「3人とも寝ちゃってるよ。」

あたしはさっき、ちょっとこの場にいなかった。
3人とめ肩を並べて仲よく寝ていた。

「空の寝顔カワイイ。
今日はあたしの為にたくさん走ってくれたよね。」

空の頭を撫でながら小声で話しかけた。

「これからはずっと一緒にいようね。
空、愛してる。」

空の唇に触れるか触れないか分からないぐらい
優しいキスをした。


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