I believe you☆
⑳★お・ま・け☆
ーあれから 5年が経ったー
「おじょう様、お気をつけて
行ってらっしゃいませ。」
車から降りて仕事場へむかう。
「鈴蘭、おっはっ。
今日12時から大事な会議あるから
よろしくね。」
毎日、2人で行くことが日課になった。
蓮香はあたしのゆういつの秘書になってくれた。
大きいビルの最上階までエレベーターで行くと
あっという間に囲まれた。
「鈴蘭さん、この企画書どうですか??」
「今度の会議の計画どうしますか??」
たくさんの人の声で毎日、騒がしい。
あたしは、今
大学を卒業して風恩寺グループを継ぐことができた。
トップに立って風恩寺グループ全体を
引っ張っている。
パパとママはニューヨークの方で頑張っている。
そんな毎日は大変で疲れるけど・・・
仕事に充実してる日々である。
あたしを支えてくれて、大好きな人がいるから。
「じゃあ、これからすぐに唯の試合が始まるから!!」
蓮香は仕事が終わるとすぐ帰ってしまった。
唯はサッカー選手になった。