I believe you☆
あたし達の学校のグランドについた。
たくさんのサッカーチームで賑わっている。
その場に足を運んでみると、女子の数は明らかに少ない。
でも、あたし達の学校の女子はたくさんいる。
隣の女子の話を盗み聞き。
「空くんと唯くん、ちょーカッコいいよね。
2人とも1年なのに試合でてるじゃん。」
やっぱり、空と唯は人気者で。
蓮香とあたしは顔を見合わせた。
「私は空くん派。」
「え~。私は唯くん派。」
チッ・・・
思わずあたしは、舌打ちしてしまった。
「鈴蘭、怖っ。」
蓮香、今のはスルーしとくんだよ。
その時・・・
「お~い。
2人とも来てくれたの??」
唯が大きな声で叫んだ。
あたしと蓮香はぎこちない笑顔で手を振る。