I believe you☆
「空、PK決めたじゃん。」
2人になったところで空と話したい。
「あ~あれねっ。
俺、PK得意なんだぁ~。」
だから、上手いんだね。
「ユニフォームの番号、7番じゃん。
あたし、7って数字好きなんだぁ!!」
数字の7のネックレスに目を向けた。
「俺も好きなんだ!!
7番がぁ!!」
空は自分から7番のユニフォームを選んだんだね。
「今日の空、かっこよかった。」
あたしのほっぺが赤くなる。
「ありがとう。惚れた??」
急に空が顔を近づけてきた。
とっくに、君に惚れてます。
前の2人と距離をおきながら歩いていると
唯が歩くのをやめた。
目の前には、クリーム色のレンガ造りの壁に
太陽のひかりを反射して、輝くガラスの窓。