I believe you☆
「イジメと言っても物を隠されたり、壊されたり
って言うのはなかったけど・・・
私何もしてないのに影での悪口がひどくてね。」
蓮香は全然哀しそうな表情をしない。
そのかわり、空と唯の口が開いていて話の世界に入り込んでいた。
「あのことは、話さなくていいからね。」
蓮香とケンカしていたその時のあたしは
蓮香に怒りがおさまらず
何も言ってあげれない情けない人だった。
「鈴蘭、静かに!!」
空が人差し指を口の前にたてた。
「続きは??」
唯も興味津々の様子。
「中1の終わりぐらいに
私の周りに女子が集まって
"二度と学校来ないで!!"とか"最悪"とか
直接言われたなぁ。」
蓮香はなぜ、自慢気に話すのか不思議でしょうがない。