I believe you☆
「鈴蘭、ヒドッ!!
俺にバカって言った。」
唯が拗ねてる。
子供かぁ!!って。
「唯、何言ってんの。最悪。」
すかさず、蓮香も唯に言う。
その蓮香と唯の光景を見てニヤニヤするあたし。
「オイッ。何ニヤニヤしてんの。」
空があたしの方を見た。
その途端。あたしの耳に近づき小声で話す。
ドキッ
「唯の奴、今日蓮香ちゃんにコクるって。」
びっくりして大きい声で叫んでしまった。
クラスのみなさん、またまたこちらに大注目!!
「落ち着け。お前も唯と同じバカになるぞ。」
いやぁ~。それはヤダ。絶対、ヤダ。
あたしの腕を引いて椅子に座らせた。
「部活の時に"今日コクる"って言われた。」
よしっ!!今日にしよう。
あたしは、大賛成。
そして、ノリノリのあたし。