I believe you☆


「ねぇ、空。
教室に覗きにいかない??」

「それは・・・
大賛成。行こうぜ。」

空はあたしの手を握った。

空!!
もうちょっと待っててね。
しっかり、あたしから"好き"って伝えるから。

ガラスからバレないように覗くあたし達。

静かな教室に無言の2人。

唯!!自分の気持ち伝えろ。
今すぐにでも教室に入りたくてしょうがない。

「ねぇ、蓮香。」

重い空気の中、先に口を開いたのは唯だった。

「俺・・・
蓮香のこと考えるといつも頑張ろうって思う。
真っ直ぐでたくさん努力する性格そして・・・
蓮香の全てが好きです。」

キャー、告白だよ。

生だよ、生。

唯が顔真っ赤だし。

もちろん答えは・・・

蓮香が待ちに待った時だよ。

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